ちょっと不純な歴史のススメ
僕は今歴史熱にかかっております.それも僕の人生において最大の!!!
しかし友人たちの歴史に対する考えは冷めたもので,このブログで仲間を募りたいと思い,この記事を書くわけなのですが,まずはなぜ僕が歴史好きになったのかをまず書きたいと思います。これを読めば歴史が好きな人はより好きに、まったく興味がない人々にとっても新たな価値観を植え付けることができるのではないかと思います。
というのも、僕が歴史小説等を読み始めたのは、本に書いてあったある言葉がきっかけです。
これからは激動の時代で,だからこそ必要なのは「時代を先読みする力」である。そのためにもっとも必要なのは、歴史を学び、同じように激動の時代を生き抜いた先人たちの価値観を吸収することだ.
まあ詳しく覚えてはいないがこんな感じだったでしょうか?
この文章を読んだ当時の僕は、人より優れた人間をめざし,よりよい頭脳を求めていたため(これは今の僕にも言えますが)この言葉をきっかけに歴史に興味を持ち、一丁前に古典の名作と呼ばれるものを図書館から探し出して読んでいたのですが、言葉も古く、かといって最近流行りの新訳に手を付けてもまるで理解できず、すっかりあきらめていました。
そんな時に出会ったのが司馬遼太郎大先生の「燃えよ剣」でした。
これは非常にストーリーが面白く,言葉は難しいところもたまに出てきはしますが適当に読み飛ばしても内容は理解でき,一気に読んでしまいました.また,後日たまたま観光にに行った京都ではその「燃えよ剣」に出てくる建物をいろいろ見つけることができ,非常に楽しく観光することができました.個人的には、伊東甲太郎が新撰組から隠れて会議をしていた建物を見つけたときは甚だ感動いたしました。
では,この時僕が思った歴史小説の利点をまとめてみましょう.
- 簡単に歴史を学べる
- 単純に面白い
- 観光地で女の子に知識人アピールできる
- 勿論自分も観光が好きになる
- さまざまな偉人を知って意識が高まる
- 時代を先読みする力が付く(?)
どうですか!?最後のは定かではありませんが、歴史小説を読むだけで普通の小説ではない体験がこれだけついてくるのです。これはかなりお得ですよね?
ぼくはこんな感じで損得勘定によって歴史にはまってしまったのですが,僕の歴史熱は高まるばかりでございます。現に僕は今京都で住み込みのバイトを探しており、おそらく一か月後は京都の老舗旅館で伝統文化と触れ合う日々を送っているでしょうし、二か月後には日本文化についての核心をつくような意見と、バイトで稼いだお金とともにNYで異文化を楽しんでいることでしょう。これもまたすべて歴史小説のお陰であり、感謝したいと思います。
最後になりますが、「じゃあ何をよめばいいの?」という方は、とりあえず司馬遼太郎を読んでください。
ただし、この方の作品は文庫本では巻数が多いものもあるので、とりあえずは「燃えよ剣」(上・下)を読めばいいんじゃないですかね?
また、小説じゃなくても十分楽しめます!
いろいろありますが、おすすめは「おーい、竜馬」ですね。これは子供向けらしいので、本当に簡単です。では夜も遅いのでこれで!!
p.s. 軍師官兵衛おもしろ!岡田さん、いい味だしてる~