クマの寝床

かつて敗者だった人と、これから敗者となる人に捧ぐ

幸せという虚像

僕は
「私」とは欲望である
という説を以前提唱したが、
案外的を得ていたと思う。

欲望を満たすためだけに
人間は肉体を駆使する。
肉体とは身体能力だけで無く
脳も同様である。

そして欲を満たすとまた次の欲が生まれ、
人生はただそれを繰り返しているだけだ。


もしこの仮説に不満があるなら、
その反例を提示していただきたい。

貴方がしたいこと、貴方が好きなこと、なんでも良い。


そして欲を満たしても満たしても次の欲が出てくるだけで、最後にはそれを果たせず人生が終わるなら、
人は生きる理由は無いのではないか?


幸せなんて存在しない