クマの寝床

かつて敗者だった人と、これから敗者となる人に捧ぐ

  かつての幾筋にも走った炎は、緩やかな風に紛れ音もなく消えた。
残ったのは、蝋の剥がれた糸屑のみで、もはや灰にもなれず、過去の熱に浸る他に無し。