クマの寝床

かつて敗者だった人と、これから敗者となる人に捧ぐ

哲学に目覚めたったーーww

 こんばんは。確かこれで2度目の投稿です。

僕は二十歳の大学生で、これまであまりものを考えずに生きてきましたが、そんな僕が題名の通り突如哲学に目覚めてしまったので、多くの人と哲学談義をしたいなあと思い投稿させていただきます。お前間違ってるぞ等の批判があれば、ぜひコメントして指摘してください笑

 

 

   まず、目覚めた目覚めたとのっけからほざいていますが、僕がそう思うのは先日ある疑問にぶち当たり、その疑問を解消すべく現在進行形で考えているからです。それはつまり、「私とは何か」です。

 

  まずこの問題について多くの人が悩んでいると思うのですが、恥ずかしながら僕は最近までこの疑問の意味が分かりませんでした。しかし高校の時に読んだ「アルジャーノンに花束を」を読んで(ダニエル キースさん、数日前に亡くなりましたね)、主人公のIQが最も高かった時にこの疑問をしきりに考えていたので、

「ああ、頭のいい人はこういうことで悩んでるんだなあ、俺はまったく思わないけどww」

と、自分の頭の悪さを半ば諦めつつも常に心のどこかで優れた知性を羨み、この疑問が自分に降りかかることを待っていました。

 

  あれから約5年、時の洗礼を受けた僕はついに目覚めました。笑

 

<<きっかけ>>

  先述しましたが僕は普段あまりものを考えないし、考えていてもくだらない妄想ばかりですが、ロボットと人間について考えているときにその時は来ました。

ふと僕は、「脳はコンピュータと同じで操作する対象なのではないか」と考えました。

要するに、

<私たちがコンピュータに対して計算したり調べ物をするのに使うのと同じことが脳に対してもいえるのではないか??>

ということです。この考えは僕にとってかなり刺激的でした。

というのも、それまで僕は自分はすべて肉体にあり、脳が死ねば無の世界しかないと思っていたからです。

まずこの考えが成り立つのなら、上で書いた「脳を計算や調べもの等をするのに利用する存在」こそが「私」であることになります。

すると、脳を含む肉体と「私」は完全に分離しているため、肉体や脳が死んでも「僕」といいう存在は無くならない可能性があるので、死後の無の世界を恐れる僕としては大変ありがたいと思い、この考えを推し進めていこうと決めました。

 

<<本題:「私」とはなにか>>

  上記の考えを正当化させるためには、脳や肉体と分離した「私」という存在が必要になりますが、いったいそんなものはあるのでしょうか??それを考えていてまず分かったことは、脳を含む肉体は遺伝子によって構成されているため、だからこそ子供の顔や知脳レベルが親と似るのであり、肉体と分離した「私」には親や先祖は関係ないだろうということです。

 (哲学の現在の状況に関してはまったくの無知でありますが、デカルト先生の「我思う故に我在り」の反論を自分がしているというのはまことに嬉しいですな!)

   しかし自分を振り返ったときに、親の遺伝の影響を受けてないものを探そうとするとなかなか思いつきません。僕はなかなか焦りました。もし遺伝の影響を受けていないものが見つからなければ、私と肉体は分離していないことになるからです。(これは何としても探さねば)、(無の世界なんて行きたくない)と嘆くこと数日、ふと頭に「欲望」の二文字がよぎりました。欲望??確かに、欲が遺伝するなんて話はあまり耳にしません。そうか、「わたし」とは欲望でできているのか!!

 

<<欲望説を広げて>>

  ずいぶんゴリ押しした感が強いですが他に思いつかなかったため、「私」 = 「欲望」    説を広げていきたいと思います。

「死後の世界」、肉体の消滅した「私」だけの、つまりは「欲望」だけの世界。

うわ~、なんか字面だけで思わず昼ドラを連想してしまいますね。そして肉体がないので、目も見えない、耳も聞こえない、その他感覚器官もすべて無いし、脳もないから考えるどころじゃないですね(江戸川乱歩の「芋虫」を思い出しましたが、それどころじゃないですよね笑)。

 

しかしよくよく考えてみれば、死後の世界がこの宇宙とは限らないし、五感が無くても意思疎通できる世界の可能性もあります。その世界での感覚器官はこの世界にいるときは使わないけど、「私」の中に含まれているとか、、、笑

まあかなりSFチックになってしまいましたが、いろいろ想像の余地がありますね。

 

 

<<終わりに>>

長々と書かせていただきましたが、以上が僕の「哲学」です。

これが果たして哲学なのか、書いてるうちに怪しく思えてきましたが、間違っているなら大いに指摘してもらおうと思い最後まで書いた次第でございます。ぜひ皆様の考えを聴いてみたいです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。