ロビン・ウィリアムスの死と鬱病
先日ロビン・ウィリアムス氏が亡くなりましたね。
僕は映画は好きですがそれほど詳しくはないため、
その名前は知っていましたが顔がまったく出なかったので、インターネットで調べたところ、彼の顔は非常に馴染み深く、僕が観た彼の出演作は
「グッドウィル・ハンティング」「ミセス・ダウト」「レナードの朝」「アンドリューNDR114」と割と多いことに気が付いた。
そして、死因が重度のうつ病による自殺であることを知って非常に悲しくなった。
僕も以前、軽度ではあるが鬱病を患っており、
彼の笑顔の節々に、僕のつらかった日々を思わせる要素がいくつかある。
特にその目には深い悲しみを帯びており、笑顔になった時でもそれが完全には消えることはない。これは多くのうつ病の人間に共通するものだ。
本当に生きているのが辛かったんだろうなと思うが、
訃報を聞いたファンは、
「彼のやさしさに満ちた表情が好きだった」
と、仕方のないことだがあまりわかっていないだ。
僕は一刻も早く鬱病がこの世から無くなってほしいけど、
彼どうやら彼らのうつ病に気付いてやることが出来、
その不安を安らいであげることのできるのは、
同じ鬱病を経験したことのある人間なのかもしれない。
そう考えると、僕が鬱病を経験したということは、
苦しかったが貴重な経験であったように思う。
彼のような素晴らしい人間がこの世界に絶望し、この世を去るなんてこととを防ぐためにも、僕も微力を承知で努力したい。